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うっかり日焼けしてしまったときの対処法 3ステップ

2025.07.17ファッション・ビューティー

うっかり日焼けしてしまったときの対処法 3ステップ

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梅雨の晴れ間にふと外出したら、思いがけず肌が赤くヒリヒリ。そんな「うっかり日焼け」の経験はありませんか?今回は、そんなうっかり日焼けをしてしまったときの正しいリカバリー方法を紹介します。

梅雨から初夏は「うっかり日焼け」が増える時期

うっかり日焼けしてしまったときの対処法 3ステップ

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梅雨から初夏にかけては紫外線の量が一気に増えるタイミングです。その一方で気温がまだそこまで高くないため、「今日はそんなに日差しが強くないから大丈夫」と思ってしまいがち。その油断がうっかり日焼けを招く原因になります。

しかも、日焼け直後は赤みやヒリつきなどの症状が出にくく、気づいたときにはすでに肌が炎症を起こしていることも。

紫外線によるダメージは、しわ・たるみ・シミ・乾燥など、肌の老化を早める要因にもなります。うっかり日焼けをしてしまったら、できるだけ早く適切なケアを行うことが大切です。

ステップ1:まずは肌を冷やす

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うっかり日焼けしてしまったら、まずは肌をしっかり冷やします。日焼けした肌は、やけどのような状態。ほてりや赤みを放っておくと、炎症が進んでしまうこともあるので、できるだけ早めの対応を心がけましょう。

おすすめの冷やし方は次のとおりです。

・冷水でぬらしたタオルやガーゼをやさしく当てて、肌を落ち着かせます。熱がこもっている場合は、何度か取り替えると効果的です。

・保冷剤をタオルで包んであてるのも◎ 直接肌に当てると刺激になるので、必ずタオルでカバーしましょう。

・シャワーで冷たい水を軽くかけるのも手軽な方法。水圧は強くせず、やわらかい流水で流すのがポイントです。

外出先などで冷やす手段が限られているときは、自動販売機で買った冷たいペットボトルをタオルに包んで代用するのもおすすめ。

赤みや熱がひいてきたら、次は保湿ケアへと進みましょう。

梅雨から初夏は「うっかり日焼け」が増える時期

うっかり日焼けしてしまったときの対処法 3ステップ

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肌を冷やしたあとは、しっかり水分を補ってあげることが大事です。日焼け後の肌は、水分を失って乾燥しやすくなっており、バリア機能も弱まっている状態。

まずは化粧水でたっぷり水分を与えたあとに、乳液やクリームでしっかりフタをしてあげましょう。

おすすめの保湿成分:
・ヒアルロン酸
・セラミド
・グリセリン

このとき選ぶアイテムは、アルコールや香料などが含まれていない低刺激処方のものを。敏感になった肌には、やさしさ最優先で選びましょう。

スキンケアの際は、ゴシゴシこすらず、手のひらで肌を包み込むようにやさしく押さえるのがおすすめです。

ステップ3:美白・シミ予防ケアを取り入れる

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日焼け直後の応急処置と保湿がひと段落したら、シミやくすみの予防ケアも取り入れていきましょう。

紫外線を浴びた肌は、メラニンという色素が過剰に作られやすい状態になっています。これが蓄積すると、しばらくしてからシミとして肌に現れることも。

予防のために、以下のような美白成分入りのスキンケアアイテムを取り入れてみましょう。

・ビタミンC誘導体(美白・抗酸化)
・トラネキサム酸(抗炎症・メラニン生成抑制)
・アルブチン(メラニンの生成を抑える)

ただし、美白ケアは日焼け直後のヒリつきや赤みが落ち着いてからがベター。まずは肌を整えてから、徐々に取り入れていきましょう。

そして、忘れてはいけないのがその後の紫外線対策。一度日焼けをすると、肌はしばらく紫外線に敏感な状態が続きます。外出時は日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子や日傘などのアイテムも活用して、しっかりガードすることをお忘れなく。

日焼けは将来的な肌トラブルの原因にもなります。晴れの日だけでなく、曇りの日や短時間の外出でも油断せず、日焼けを避ける習慣をつけておくといいですね。万が一「うっかり日焼け」をしてしまっても、早めのケアで肌のダメージを最小限に抑えることができます。正しい対処法で、肌を守りましょう。

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