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梅雨の終わりの大雨に備えよう!お役立ち防災アプリ3選
2025.07.01生活のお役立ち情報

画像出典:afterfast - stock.adobe.com
大雨などの災害への備えには、防災アプリの活用がおすすめ。スマホを使って事前に準備しておけば、万が一の事態にも冷静に対応できます。そこで今回は、すぐに役立つ防災アプリを3つ、ご紹介します。
スマホで防災!今すぐできる3つのこと

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まずは、今すぐスマホでできる、災害への備えを3つ紹介します。
・災害時の無料Wi-Fiについて知る
東日本大震災をきっかけに設けられた、災害時の無料Wi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」を、知っていますか?
災害の起きたエリアを対象に、携帯電話のキャリアの制限なく、Wi-Fiでインターネット接続できるサービスです。
使い方は簡単で、スマホの設定から、Wi-Fi接続メニュー内のネットワーク一覧にある「00000JAPAN」を選択するだけ。
パスワードの入力や、メールアドレスの登録などは必要なく、接続回数や利用時間の制限もありません。
・防災アプリをインストールしておく
災害時、無料Wi-Fiが使えるにしても、スマホのバッテリーは温存しておきたいもの。インストールに時間のかかるアプリは、あらかじめスマホに入れておきましょう。
複数のアプリをインストールしたら、1つのフォルダにまとめ、「災害時」「緊急時」などの名前をつけておくと、もしものときに迷わず使えます◎
記事内ではおすすめの防災アプリの紹介もするので、参考にしてくださいね。
・防災アプリの使い方を練習する
防災アプリは、インストールするだけでなく、それぞれのアプリの用途を把握して、使い方を練習しておきましょう。
災害時には誰もが平常心でいられないもの。でも、使い慣れた防災アプリで正確な情報が得られれば、安心感が得られるはずです。
【おすすめの防災アプリその1】ふくおか防災ナビ まもるくん

画像出典:福岡県 公式HP
福岡県に住む人に、ぜひ入れておいてほしいアプリが、福岡に特化した防災・災害情報を提供してくれる「ふくおか防災ナビ まもるくん」です。
まもるくんでは、現在地や登録した市町村の気象警報や避難情報が分かります。
最寄りの避難所の開設や混雑状況も地図で確認でき、「いざ避難」というときにも安心。
事前に家族や友人を登録しておけば、安否情報や位置情報を連絡したり、反対に、誰かの安否を確認したりすることもできますよ◎
ふくおか防災ナビ まもるくん
URL:https://www.bousai.pref.fukuoka.jp/lp/app_mamorukun/
スマホで防災!今すぐできる3つのこと

画像出典:#FUKUOKA
福岡市に住んでいる方に、マストな地図アプリが「YAMAP」です。
一般的な地図アプリは、インターネットがつながっていなければ利用できませんが、YAMAPはオフラインでも使えます。
元々、YAMAPは山登りをする人向けの、登山地図アプリ。そこに福岡市が作った防災情報が掲載されているので、オフライン時の防災マップとして使えるようになっています。
災害発生直後や、移動中などの被災時。インターネットがつながらなくても、自分の現在位置や最寄りの避難所、病院などを確認できますよ◎
YAMAP
URL:https://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/t_bousai/bousai/bousaimap.html
【おすすめの防災アプリその3】特務機関NERV防災

画像出典:特務機関NERV防災 公式HP
災害情報をいち早く知りたいなら、速報性に優れた「特務機関NERV防災」を活用しましょう。
NERV防災は、SNSのX(旧Twitter)で有名な防災アカウントと、同じ運営者によるアプリです。
災害気象情報は、すべて気象庁の発表を元にした確実なデータ。それを独自技術によって、国内最速レベルで配信しています。
アプリでは15時間先までの雨雲の状況を確認でき、マップ上の河川情報も見られます。
また、NERV防災が気象庁と共同開発した「キキクル」という通知サービスも、アプリに搭載されています。
大雨による災害の危険度が分かるので、避難するかどうかなどの判断材料にできますよ。
特務機関NERV防災
URL:https://nerv.app
近年、梅雨の終わりに発生しやすくなっている大雨。あまりにも雨脚が強いと、不安になりますよね。そんなときに心強いのが防災アプリの存在です。日ごろから意識して使っておけば、いざというときに役立つかもしれません。