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カーテンのいろいろな機能を知って上手に選ぼう

2025.05.29インテリア

カーテンのいろいろな機能を知って上手に選ぼう

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カーテンには遮光・遮熱・UVカットなど、暮らしを快適にする機能がたくさんあります。今回は一人暮らしの部屋にぴったりな、カーテンの機能と選び方を紹介します。

ただの布じゃない!機能付きカーテンとは

カーテンのいろいろな機能を知って上手に選ぼう

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カーテンといえば、光や視線を遮るための「目隠し」というイメージが強いかもしれませんが、最近は、部屋を快適にするためのさまざまな機能を備えたカーテンが増えています。

遮光・遮熱・UVカット・防カビ・消臭など、暮らしに役立つ機能をプラスした「機能付きカーテン」は、インテリアとしてだけでなく日常生活の質を上げてくれるアイテムです。

特に一人暮らしの部屋では、リビングや寝室、ワークスペースが一つにまとまっていることも多いため、カーテンの持つ役割は意外と大きいもの。

光の調整や防音、プライバシーの確保に加え、冷暖房効率のアップや空気環境の改善にもつながります。暮らしやすさを左右するポイントとして、ぜひカーテンの「機能」に注目してみてください。

夏に向けて便利なカーテンの機能

カーテンのいろいろな機能を知って上手に選ぼう

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【遮光】 朝のまぶしさや外の明かりをカット
遮光カーテンは、光を遮って室内を暗く保つための機能。朝のまぶしい日差しや、夜の街灯の光が気になる方におすすめです。遮光等級には1級~3級まであり、寝室やテレビのある部屋には1級が適しています。睡眠の質を上げたい方はぜひ取り入れてみましょう。

【遮熱・断熱】 夏も冬も快適な室温に
夏の暑さや冬の寒さをやわらげる遮熱・断熱カーテンは、冷暖房の利きが良くなり、省エネ効果も期待できます。外気の影響を受けやすい窓周辺の環境を整えることで、季節を問わず快適な室温を保ちやすくなります。特に西日が差し込む部屋では効果を実感しやすいでしょう。

【UVカット】 家具や床の日焼け対策に
紫外線による家具やフローリングの色あせを防ぐには、UVカット機能のあるレースカーテンが効果的です。日中でも自然光を取り入れつつ、室内への紫外線の侵入を軽減してくれるため、美観を保つだけでなく肌への影響も抑えられます。

【消臭・防カビ】 キッチンやバスルーム周りにも
料理のにおいや湿気が気になる空間には、消臭や防カビ機能を備えたカーテンがおすすめです。脱衣所の小窓やキッチン周りなど、湿気やにおいがこもりやすい場所でも、清潔で快適な環境を保つサポートをしてくれます。

ただの布じゃない!機能付きカーテンとは

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【遮音】 騒音対策や音漏れの軽減に
外の音が気になる、あるいは自分の音が外に漏れるのが気になるという方には、遮音カーテンが便利です。完全な防音ではありませんが、日常生活レベルの音をやわらげてくれるので、静かな環境で集中したいときや、リラックスしたいときに役立ちます。

【遮像】 プライバシーを守れる
日中に外からの視線が気になる場合は、ミラーレースカーテンのような遮像タイプのカーテンがおすすめです。光を反射して室内を見えにくくするため、自然光を取り入れながらもしっかりとプライバシーを守ってくれます。ワンルームなど、窓の向こうに建物が近い環境では特に重宝します。

【ウォッシャブル】 自宅で洗える手軽さが魅力
カーテンはホコリやにおいを吸収しやすいため、こまめに洗えると安心です。ウォッシャブルタイプであれば、家庭用の洗濯機で気軽に洗えるので、いつでも清潔に保てます。花粉やアレルギー対策にも効果的です。

機能性+デザインで選ぶ、後悔しないカーテンの選び方

カーテンのいろいろな機能を知って上手に選ぼう

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【機能だけでなく部屋全体とのバランスを考えて】
カーテンを選ぶ際は、機能性と同じくらい「デザイン」も大切です。部屋の雰囲気や家具の色に合った素材やカラーを選ぶことで、空間全体の印象がまとまります。

【賃貸だからこそカーテンを楽しんで】
賃貸住宅では壁紙などを変えるのが難しいぶん、カーテンで部屋の印象を変えることを楽しみましょう。質感や素材、色合いで季節感を出せたり、模様替えを楽しんだりも可能です。

【窓のサイズに合ったカーテン選び】
カーテンのサイズが合っていないと、せっかくの機能も十分に発揮されません。幅はカーテンレールの1.5倍から2倍を目安に、丈はレール下から床までを測って選びましょう。

カーテンはインテリアの一部でありながら、室内環境を整えるための頼れるアイテムでもあります。ライフスタイルや住まいの条件に合わせた機能を選ぶことで、毎日の暮らしがより快適に、過ごしやすくなります。デザイン選びも楽しみつつ、便利な機能を備えたカーテンを選んで、自分らしいお部屋づくりをしてみてはいかがでしょうか。

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