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今すぐやっておきたい! 一人暮らしための4つの地震対策

2022.04.21季節のイベント

今すぐやっておきたい! 一人暮らしための4つの地震対策

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2016年4月に起きた熊本地震から6年。地震はいつどこで起きるかわからないものなので、しっかり対策しておきたいですね。一人暮らしだからこそ、すぐにしておきたい地震対策を4つご紹介します。

住んでいる地域のハザードマップを確認しよう

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進学や就職で一人暮らしを始めた方の中には、現在住んでいる地域のことをあまり知らないという方もいるはず。ぜひ市町村が出しているハザードマップを一度、確認してみましょう。

ハザードマップとは、災害が発生する確率や避難所などが書かれている地図です。実際に、福岡市のハザードマップを見ると、「警固断層帯」や「揺れやすさ」などが記載されています。住んでいる地域でどのような災害が起きやすいのかをチェックして、最寄りの避難所を確認しておきましょう。

また、もしものときにすぐに逃げられるように、避難所まで実際に歩いてみるのもおすすめです。

壁や床を傷つけない方法で! 家具と家電の地震対策をしよう

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賃貸住宅に住んでいると、壁や床を傷つけられません。このため、家具や家電を固定することができず、地震対策しにくいと思っている方も多いのではないでしょうか? 以下のグッズを使うと、地震のときに家具の転倒やガラスの飛び散りを防げます。

・突っ張り棒で家具を固定する
背の高い家具が地震で倒れると危険です。天板と天井を突っ張り棒で固定して、転倒防止しましょう。

・耐震マットをテレビの下に敷く
軽くて倒れやすい液晶テレビには、耐震マットを敷くのがおすすめです。

・扉にキャビネットストッパーを付ける
キャビネットストッパーは子どものイタズラ防止アイテムですが、地震対策にもなります。食器棚の扉に取り付ければ、地震の揺れで食器が散らばるのを防げます。

・貼り付けるだけの固定具を使う
釘やネジを使わない固定具も登場しています。粘着ゲルで天板と壁を固定するタイプは、きれいに剥がせて原状復帰可能です。

住んでいる地域のハザードマップを確認しよう

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地震対策としてそろえておきたいのは非常用品です。大地震が起きたとき、一般的に「支援物資は3日間(72時間)かかる」と言われています。つまり、3日間はなんとか自力で生き抜く必要があるのです。

避難するときに必要なものは、非常袋に入れてすぐに持ち出せるようにします。また、日頃からなるべく保存の利く食べ物や日用品をストックしておきましょう。

以下のリストを参考にそろえてみましょう。

【非常袋に入れるもの】
・スマホのバッテリー
・現金(小銭を多めに)
・健康保険証や運転免許証などのコピー
・飲料水2L
・1日分の食料
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・ヘルメット

【非常時のために常備しておきたいもの】
・飲料水6L(1人1日2L必要)
・レトルトご飯7パック
・レトルトカレーやインスタントラーメン、缶詰など
・好きなお菓子など
・カセットコンロとガスボンベ
・電池
・歯ブラシ
・トイレットペーパー

日頃から気をつけていると安心! 床にものを置かずすっきりさせよう

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玄関に届いたダンボールが詰まれていたり、晴れている日も傘が出しっぱなしになっていたりしませんか? 避難経路になる廊下や玄関は、大地震が起きて避難が必要になったときのために、日頃からすっきりさせておくのがおすすめです。

もし、ものが溢れて散らかっている状態だと、玄関に置いていた傘が倒れて扉が開かなくなったり、床に散らかった洋服で滑って転んだりと、非常事態のときに逃げ遅れる可能性があります。

特に一人暮らしの部屋の場合、出入口が1カ所のみの場合が多いはず。なるべく避難経路になりそうな場所にものを置かないように注意しましょう。

すぐにやっておきたい一人暮らしの地震対策を4つご紹介してきました。地震対策をするうえで、住んでいる地域のことを知ることは大事です。まずは、自治体が出しているハザードマップを確認してみましょう。

また、賃貸住宅でも使える地震対策グッズを用いて、転倒しそうなものを固定することも命を守るために大切です。非常用品の見直しをして、地震が起きても困らないように準備しておきましょう。

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