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花粉シーズン前に見直したい、室内の花粉を減らす掃除のポイント
2026.02.19 住まいのコツ
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2月頃から本格化する花粉シーズン。なるべく症状を抑えるには、外出時だけでなく室内での対策も重要です。花粉を増やさないための、お部屋の掃除の基本と対策を解説します。
室内に花粉がたまる原因
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室内に花粉がたまる最大の原因は、外出時に衣類や髪、バッグなどに付いた花粉が持ち込まれることです。
花粉は非常に軽く、床や家具の上に落ちた後も人の動きや空気の流れで簡単に舞い上がります。
そのため、一度室内に侵入すると空気中も含めていろいろなところにとどまり、なかなか完全に取り除くことはできません。
掃除が不十分だと花粉はたまる一方になり、症状悪化の原因となります。こまめに掃除をして室内の花粉を極力減らし、舞い上がるのを防ぐことが重要なのです。
花粉を減らす掃除の基本的な順番とタイミング
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花粉を減らすための掃除で重要なのは、掃除の順番とタイミングです。
掃除の順番の基本は「上から下」と「奥から手前」。棚や家具の上、窓枠などに付いた花粉を先に拭いてから床を掃除します。
玄関は花粉の侵入口となる場所です。玄関→廊下→リビングといった生活動線を意識して、順番に掃除することで、室内の花粉の量を減らすことができます。
そして「なるべく空気の動きが少ない時間」に掃除をするのがベストタイミング。
朝起きてすぐ、または帰宅直後は、空気の動きが少なく、花粉が床へ落ちているため、効率よく花粉を減らすことができます。
掃除機の正しい使い方
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掃除機は、使い方によっては花粉を室内に拡散させてしまいます。
基本は「ゆっくり・一定方向に」。ヘッドを前後に細かく動かすのではなく、床に密着させたままゆっくり引く動作を意識することで、花粉の舞い上がりを抑えられます。
特にフローリングでは、掃除機を勢いよくかけると排気や摩擦で花粉が空中に舞いやすくなるため注意が必要です。
また、排気が強く、フィルター性能が低い掃除機だと、吸い込んだ花粉が排気とともに室内へ戻ってしまう可能性があります。
高性能なフィルターを搭載した機種を選び、定期的なフィルター清掃・交換を行うことが重要です。紙パック式の場合でも、花粉シーズンはパックが満杯になる前に、こまめに交換するとよいでしょう。
花粉がたまりやすい場所・素材別の掃除ポイント
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●フローリングの掃除
フローリングは、いきなり掃除機をかけると、排気で花粉が舞い上がるため注意が必要です。まずはフローリング用ウェットシートや軽く湿らせた雑巾で拭き取り、その後に掃除機を使うのが効果的です。
フローリングの溝に花粉が入らないよう、溝と平行に拭き取りましょう。掃除機のモードは「弱」にしてゆっくりかけるのもポイントです。
●カーペット・ラグ・布製品の注意点
カーペットやラグは繊維の奥に花粉が入り込みやすく、表面だけの掃除では不十分です。掃除機は一方向にゆっくりかけ、週に1回程度は天気の良い日に陰干しや洗濯を行うと効果的です。
また、クッションやソファなどのファブリックも花粉が付着しやすいため、花粉シーズンはこまめに洗濯するよう心がけましょう。
●カーテン・窓・サッシの花粉対策
カーテンは窓から侵入した花粉が付着しやすいにもかかわらず、見落としがちな場所です。花粉シーズン中は洗濯の頻度を高くして、外干しは避け、室内に干します。
窓ガラスやサッシも花粉がたまりやすい場所。定期的に拭き掃除を行うことで、花粉の量を抑えることができます。
花粉対策というと外出時の工夫に目が向きがちですが、実は室内環境を整えることも大切なポイントです。掃除の順番やタイミング、場所ごとの対策を少し意識するだけでも、室内の花粉量は抑えやすくなります。
無理なく続けられる掃除習慣を取り入れて、花粉を「持ち込まない・ためない・舞い上げない」空間づくりを心がけ、毎日を少しでも快適に過ごしましょう。