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ヨガとはどう違う?ピラティスの効果や始め方を解説します!
2024.10.17生活のお役立ち情報
SNSや芸能人の発信をきっかけに火が付き、ちまたで人気の「ピラティス」。ヨガとは違うの? どんな魅力があるの? など、気になっている方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、ピラティスの魅力やうれしい効果などを解説します。
ピラティスって?ヨガとはどう違うの?
ピラティスとヨガを、似たようなものだと思っている方も多いのではないでしょうか。
確かに、ピラティスとヨガは両方とも体と精神を整えるためのアプローチで、効果も似ています。
しかし、共通点は多いとはいえ、由来や目的、エクササイズの方法といった点では大きな違いがあります。
まず、ピラティスは体幹を鍛えるためのエクササイズです。
負傷兵にリハビリを行ったドイツ人従軍看護師ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが始めたメソッドで、胸式呼吸を使って、インナーマッスルを鍛えます。
一方のヨガは、インドの思想に基づいた修行、治療法です。
腹式呼吸で、呼吸や精神に意識を向け、ポーズを取って体と心を整えます。
アクティブに体を動かして筋肉をつけたい方はピラティス、ゆったりとリラックスして、体と心を整えたい方にはヨガがおすすめです。
ピラティスの効果は数えきれないほどある!
ピラティスから得られる最大の効果は、インナーマッスルを鍛えることで体幹を強化できることです。
インナーマッスルとは体の深いところにある筋肉で、ピラティスでは胴体部分にあるインナーマッスルにあたる「コアマッスル」までアプローチできます。
コアマッスルは胸の下部にある横隔膜、おなか周りを覆う腹横筋、首から腰にかけて背骨を支える多裂筋、恥骨や尾骨、座骨といった骨盤の底にある骨盤底筋の筋群を指します。
コアマッスルを鍛え、体幹が強くなると、姿勢が良くなります。さらに肩こりや腰痛といった不調も改善でき、ダイエットや冷え性の改善にもつながるのです◎
ピラティスって?ヨガとはどう違うの?
ピラティスには、主に2つの方法があります。1つはマットを使って床で行うマットピラティス、2つ目は専用のマシンを使ってエクササイズを行う、マシンピラティスです。
(1)マットピラティス
日本では、ヨガマットなどを使って行うマットピラティスが主流です。
マットさえあれば、どこでも行えるので、自宅や屋外などでも気軽に取り組めます。
自分の体の重さを使って行うトレーニングで、体全体をまんべんなく鍛えられ、ボディラインが整います。
(2)マシンピラティス
マシンピラティスをするには、専用のマシンが必要です。そのため、専門のジムやスタジオに通わなければなりません。
マシンを使うことで、正しい姿勢やフォームでピラティスに取り組め、体への負荷も調整できるため、マットピラティスよりも初心者向きの方法だといわれています。
マットピラティスとは違い、体を部分的に鍛えることに適しているので、気になる部分に直接アプローチできます。
今からピラティスを始めるには?
初めてピラティスをする方には、教室やスタジオに通う方法をおすすめします。なぜなら、お金を払って決まった日時に通うことで、運動を習慣化できるからです。
ピラティスは、通う頻度よりも、長く続けることの方が重要です。週に一度でいいので、決まった周期でレッスンを受けてみてはいかがでしょうか。
ピラティスのレッスンには、複数人で受けるグループ形式と、マンツーマンで受けるプライベートレッスンがあります。
にぎやかな雰囲気の中、わいわい楽しくピラティスに取り組みたいならグループ形式、先生と一対一のレッスンで確実な効果を感じたいなら、プライベート形式を選びましょう。
教室やスタジオに通うのが難しい場合には、自宅で動画やDVDを見ながら、あるいはオンラインレッスンを受けるという手もあります。
状況に応じて自分に合った方法を選びましょう◎
ゆったりリラックスして行うヨガとは違い、アクティブに体を動かして、体と心を整えるピラティス。インナーマッスルを鍛えて体幹を強くしたい! 姿勢を良くしたい! という方にぴったりのトレーニングです。ピラティスに興味がある方は、まず教室やスタジオの見学に出かけてはいかがでしょうか。